<京大>07年度入試から後期入試廃止 当初の目的形骸化と
京都大は07年度入試から、共通の後期入試を廃止する方針を決め、7日午後の会議で正式決定する。前期との併願が常態化しており、多様な評価に基づく学生の受け入れなど当初の目的が形がい化していると判断。各国立大が導入している「分離・分割」方式を崩す契機になりそうだ。
京大の全10学部の定員2859人のうち後期の定員は361人(来年度入試)。しかし、平均で7割以上が前期の併願者が占める▽試験科目が比較的少ない後期組の学生の学力が低い▽後期用に全学共通問題を作る教員負担が重い――の意見が多く、今年3月から「入学者選抜方法検討委員会」で廃止を検討していた。
その結果、後期の共通試験は実施せず、後期入試をするかどうかは各学部で決めるとの方針を先月24日の委員会で決めた。既に併願率の高い理学部で廃止の検討に入るなどしており、各学部で廃止の動きが強まる可能性がある。検討委員会委員長の西田吾郎教授は「後期入試が『敗者復活』化し、分離・分割方式の問題点は深まりつつある。各学部でのオープンな検討を大学として進めるということだ」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000035-mai-soci