首都高開通で、池袋から渋谷まで50分が20分に
平成2年に都市計画が決まった首都高中央環状新宿線は、平成18年の開通を目指して、目黒区青葉台から板橋区中丸町までの間で工事が進んでいる。全長11キロのほとんどが地下構造になるので、完成後も目立たないかも知れない。地下道路は今の環状6号線の下を走る。往復4車線、出入り口数6カ所、換気所9カ所である。工事は大きな円筒の掘削機を使うシールド工法が主になる。
新宿線は、いわゆる首都高と呼ばれている都心環状線の外側を、湾岸道路有明〜葛西〜小菅〜江北〜池袋〜新宿〜渋谷〜品川〜有明と回る、総延長47キロの高速道路の池袋〜渋谷部分。池袋の熊野町から目黒区青葉台4丁目までの地下道路で、都心バイパスの一部となる。完成すると、現在約50分かかる渋谷〜新宿〜池袋間の所要時間は20分になる予定だ。
新宿線と国道246号線の上を走る高速3号渋谷線をつなぐのが、目黒の大橋ジャンクションだ。ここは、前に桜の名所としてご紹介した目黒川と、国道246号線が交差するあたりにあり、住宅や商店が集まっている。ジャンクションと言っても、1周約400メートルの道路は、楕円形の建物の中に隠れる。約10〜30メートルのスロープで、表面が平らなドーナツのような建物の幅は約20メートルもある。いわば、数度傾けた屋内スケートリンクのようなもの。
そこを中心にビルや公園を作って、目黒川や中目黒とつながるコミュニティを作ろうと、区役所の目黒区街づくり推進部が、周辺地域のアンケートを取ったり、説明会を開いたりして計画を進めている。
あまり類を見ないジャンクションなので、新宿線の工事の模様などとともに、時々お伝えしたい。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1160277/detail