「Sleipnir」作者が会社設立、後継ブラウザは6月末にアルファ版公開
IEコンポーネントとGeckoエンジンを利用したタブ切り替え型ブラウザ「Sleipnir」の作者である柏木泰幸氏は21日、「フェンリル株式会社」を13日付で設立したと発表した。資本金は1,000万円。
Sleipnirは、2002年に窓の杜大賞を受賞するなど多くのユーザーを持つ無料のタブブラウザ。2004年11月にSleipnirのソースコードが入った開発用PCとバックアップ用PCが盗難に遭い開発継続が危ぶまれていたが、柏木氏はその後、後継ブラウザの開発が始まったことを発表し、6月にも公開される予定だった。
フェンリルの事業内容は、カスタマイズ可能で、高度な安定性と安全性を備えるブラウザを開発すること。ITリテラシーの高い上級者も満足できるブラウザを提供するほか、特定分野に特化したブラウザなどのニーズにも応える。また、将来的には多言語に対応し、海外展開も視野に入れているという。
柏木氏は自身のブログで「Sleipnirをさらに使いやすいソフトウェアにするために、多くの方々からご協力を頂き、フェンリル株式会社を設立するに至りました」とコメント。後継ブラウザについても「複数人で開発しています。やはり組織の力というものは大きく一人でやっているときの数倍の速度で開発が進むようになりました」とし、6月末にはアルファ版、7月中旬にはベータ版を公開できるよう開発を進めているとしている。
フェンリルではこのほか、Webアプリケーションの企画・開発やマーケティング、Web用コンテンツの提供、インターネット上での各種情報提供サービスなどを予定している。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/06/21/8094.html