通関遅らせ発動回避か 牛肉輸入のセーフガード
オーストラリア産を中心とした牛肉輸入の急増で国内生産者保護のため緊急輸入制限措置(セーフガード)の8月発動が濃厚になっていたが、輸入業者が通関を遅らせて輸入量を減らす対抗策を実施、発動回避の見通しが出てきた。
セーフガードは4月から3カ月ごとの牛肉輸入量で判定、前年同期比伸び率が17%を超えれば関税が38・5%から50%に引き上げられる。
輸入増加の背景には、一昨年末の米国産牛肉の輸入停止に伴い、前年の牛肉輸入量が減少したことに伴う特殊事情が大きい。需要回復から今年4−5月の輸入量は冷蔵で32%、冷凍で34%と急増。4−6月の基準を突破しそうな勢いになった。
農水省は「基準を超えれば淡々と関税を引き上げる」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050712-00000245-kyodo-bus_all