ETCカード 申し込み急増 営業強化が奏功
高速道路のノンストップ自動料金システム(ETC)で、サービスの利用に欠かせない「ETCカード」の申し込みが、急増している。カード業界が年会費を無料にしてスピード発行したり、ETC車載器の取り付けをサービスするなど営業強化を図っているからだ。当初、伸び悩んだETCの利用率を押し上げる要因ともなっている。
三井住友カードでは八月現在、ETCカードの申し込み枚数が百万枚を突破し、昨年三月時点に比べて二倍以上も伸びている。今年からETCカードの年会費(五百二十五円)を無料にしたためで「月を追って申し込みが伸びている」。抽選でギフトカードが当たるキャンペーンを今年十二月まで続ける予定だ。
ジェーシービー(JCB)も同様だ。年会費を無料にした結果、発行枚数が百万枚を超えたほか東京・青山をはじめ全国に九カ所あるサービス窓口でETCカードを即日発行している。クレジットカードと一体型のタイプに限られるが、電話申し込みといった通常の場合、「一週間程度はかかる」だけに来店者が少なくない。
首都高速道路公団とタイアップしたのがオーエムシーカード。主に週末だが、大黒パーキングエリア(横浜市)でのETCカードの即時発行に加え、車載器をセットで購入した場合、マイカーへの取り付けをその場で行っている。
カード会社によってはETCカードと車載器をセットで申し込むと、車載器の価格を割り引くケースも。オーエムシーカードではインターネットでETCカードを申し込めば、約三割引きで購入できる車載器があるという。
平成十三年から導入されたETCも、昨年までの利用率は二割前後と低迷気味だった。しかし、今年七月には45・1%に達し、ドライバーのほぼ二人に一人が選択するまで普及が進んでいる。
背景には各道路公団がETC利用車を対象に展開している高速料金の割引制度(首都高速の場合5%値引き)の効果が大きいものの、日本道路公団は「ETCカードの申し込みの増加が利用率アップに直結している」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050814-00000012-san-bus_all