イラン核交渉責任者、欧州3カ国以外との交渉拡大を呼びかけ
AP通信によると、イランで新たに核交渉責任者に就任した最高安全保障委員会のラリジャニ事務局長は、国営ラジオ放送のなかで、暗礁に乗り上げている核開発問題について、同国が主張する核の平和利用上でのウラン濃縮についての国際的な理解を得るために、これまで欧州を代表し交渉に当たっていた英、仏、独の3カ国以外にも交渉窓口を広げるべきだ、との考えを示した。国際原子力機関(IEAE)の35の理事国や欧州以外の非同盟諸国などにも交渉国を拡大させ、事態の打開を図りたい狙いだが、欧米からは議題をそらす典型的な戦術として現状の4カ国での交渉を継続させる方針が示されていた。
ただ、一方で8月31日の英独仏との交渉が取り止めとなったが、同事務局長は26日にもオーストリアの首都ウィーンで、IAEAのエルバラダイ事務局長と個別に会談する見込みで、問題解決の糸口を探るようだ。IAEAでは来月19日に理事会の開催を予定しており、同国が再開したウラン濃縮の前段階作業の再開の詳細について協議するとみられている。
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