24日世界初コウノトリ放鳥 自然復帰に地域の協力
人工飼育した国の特別天然記念物コウノトリを、「兵庫県立コウノトリの郷公園」(同県豊岡市)が24日、世界で初めて自然復帰に向けて放鳥する。放鳥実現までには繁殖だけでなく、周辺環境の整備に公園研究員や地元自治体、農家らの協力があった。
コウノトリの主食は水田に生息するドジョウやカエルなどの水生生物。しかし減反や農薬使用で餌が減り、コウノトリの個体数も激減。同市で1971年に保護した国内最後の野生コウノトリが86年に死に絶滅した。
公園は85年、旧ソ連からコウノトリ6羽を譲り受けて人工繁殖を重ね、100羽に達した2002年、「餌場の確保など周辺環境が整わないと、放鳥しても意味がない」と地元で協議会を発足させるなど野生復帰に向けた取り組みを始めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050922-00000119-kyodo-soci