豊田通商とトーメン 来年4月の合併発表
経営統合を検討してきたトヨタ自動車グループの豊田通商とトーメンは二十八日、来年四月一日に合併することで基本合意したと発表した。両社が同日開いた取締役会で決めた。存続会社は豊田通商で、社名も豊田通商とする。トップ人事は今後協議する。
合併後の連結売上高は平成十七年三月期実績ベースの単純合算で約四兆八千九百億円と、双日を抜いて業界六位の大手商社となる。
旧財閥に属さずに大手商社の一角に食い込んで名門総合商社と称されたトーメンは、合併により八十五年の歴史に幕を引くことになった。
トーメンの普通株式一株に対し豊田通商の普通株式〇・〇六九株を割り当てる。トーメンが主力取引行を引受先に発行した約七百二十億円の優先株は、すべて豊田通商が買い取り消却する。
トヨタグループは平成十四年に、経営難に陥ったトーメンに出資。豊田通商とトーメンが経営統合することで合意し、トーメンは再建に向け、リストラなどの中期経営計画を進めてきた。
合併により、海外での自動車販売などに強みを持つ豊田通商と、化学や半導体分野などを得意とするトーメンのノウハウを一体化させ、業容拡大につなげる狙い。豊田通商首脳は「経営一本化が最も統合効果があると考えた」と述べた。
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