[テレビ出荷台数]薄型が初めてブラウン管上回る 05年
電子情報技術産業協会が26日まとめた05年のテレビの国内出荷台数によると、約半世紀にわたって主役の座にあったブラウン管テレビを、薄型テレビ(液晶テレビとプラズマテレビの合計)が年間で初めて上回った。急激な価格下落などで、薄型テレビの需要が一気に伸びた。
統計によると、薄型テレビは、液晶が421万台(前年比58.3%増)、プラズマが46万台(同37.8%増)と大きく伸びた。一方、ブラウン管は398万台(同30.8%減)と大幅に減少した。全体の出荷台数は866万台(同1.1%減)だった。
04年の薄型テレビのシェアは34.3%にとどまっていた。しかし、月間出荷台数では05年5月に薄型テレビがブラウン管を抜き、年末商戦の12月にはブラウン管の39万台に対し、薄型テレビが2倍近くの75万台まで伸び、圧倒的な差がついた。
薄型テレビの価格は急落した。普及の障害とされていた「1インチ=1万円」の「壁」も、05年秋ごろには下回るようになった。06年はトリノ冬季五輪やサッカーワールドカップなどのイベントが目白押しで、各社の新工場稼働も相次ぐため、薄型テレビの出荷台数はさらに大きく伸びる見通しだ。
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